SingingBowl

ボワーーーーーワワワンワンワンワン。。。。

ゴォーーーンオンオンオン。。。。

お寺で聴くような音に似てるけれども
どこか違う。

無数の音の波が
ぶわーーんと全身を包む感覚。

はじめてシンギングボウルのセッションを受けた時

「宇宙や・・・」と
自然にそう思えたのが

自分でも不思議でした。

シンギングボウルは西洋では

相補治療にも使われていたり

脳波α波やθ波に導いて
ストレスを軽減し、リラックスさせるという科学的根拠があるそうなのですが

AOでは

あえて

そういう「思考でなんでも納得しようとする人」

にこそ、体感してもらいたいなあ、なんて思っていたりします。

シンギングボウルの音色は

西洋の楽器とは全く違う音色です。

決まった音階の音が出るわけではなく

いろんな音がたくさん重なり合って聴こえている。

いわゆる西洋の楽器から感じるハーモニーではありません。

実は、はじめはわたしも少し違和感を感じました。

何故かというと、

小さい時に音楽をやっていたので

音感のトレーニングを散々受けて

この音はこれ、この音はこれ、というふうに

絶対音感を叩き込まれていたので

シンギングボウルの音色が

不協和音だと感じたのです。

でも

音そのものを

単に耳だけで聴くのではなく

身体全体で感じてみたときに

音の波、バイブレーションが

確実に感じられて

そこから不協和音のことが気にならなくなりました。

逆に、自然音というのは

不協和音だったりもしますものね。

わたしも

今までに何度もセッションを受けていて

ちょっと思考ばかりしすぎていて

感じる時間がないような忙しいタイミングに受けたりすると

もう、分かりやすく

頭の部分がシンギングボウルの音色に反応して

ぼわーんぼわーんと

膨張したりまた戻ったりと

カタチが変わるような感覚になったりするんです。

それこそもう、

「脳みそ揉まれてる」感覚です。

そしてグニャグニャになって

リラックスしてホンワカゆるんで

コンクリートみたいにガッチガチだった脳みそが

わらびもちみたいに柔らかくなる、みたいなイメージｗ

セッションが終わったら

なんだか視界がクリアで

身体はスッキリしていて

リラックスしているけどパワーが満ちている、そんな感覚。

そしてAOで使っているのが

フルムーンボウルといって

満月の夜に職人さんが

瞑想しながら、飲まず食わず話さずで

エネルギーをこめて作っているスペシャルなボウルなのです。

いびつで、金属なのに、なぜか人の手のぬくもりを感じる不思議なボウル。

ふつうのボウルよりも

振動が長く続くと言われていて

そんな特別なボウルだからこそ

耳では捉えられないぐらい音が小さくなっていても

音の波としてずっとずっと空間に存在し

わたしたちの身体に影響を与えてくれるのです。

はじめてセッションを受けたときは

もうボウルは鳴っていないのに

身体の中に振動が残っていて

鳴っているような音が聴こえるような気がする、

という状態になったりもして、とても面白かったですよ。

ああ。意識してなかったけど

疲れとったんやな。

がんばったな、自分。

そんな風に自分に対して優しい気持ちになれるのも、おすすめポイント。

シンギングボウルの魅力は

もう語れば止まらないのですが

なにが一番のおすすめかというと

とにかく、寝るでもなく

横たわってボーーーっとする時間。

これを

自分に味あわせてあげる、という部分です。

こういう時間、普段取れていますか？

振り返ると、忙しさにかまけて

もう、リラックスの時間なんて

後回しじゃなかったですか？

瞑想が大事とか

シンギングボウルの音色がどれだけいいか

というそのひとつ前の段階で

ゆっくりした時間を作ってあげてほしい。

バタバタした日常のなかで

自分と向き合うために

少し、足を止める時間を設けて

その時間に贅沢な音の癒しのシャワーを浴びてもらいたい。

音の波でゆらゆら

のんびり

きもちよーーく

浮かんでいてもらいたいなあ、と思っています。

瞑想っていうと難しいイメージがありますが

横になって音を感じるだけ。

だれでもできます。

上に書いたように

音も、耳で聴くのではなく

身体で感じて。

細胞が振動して

ほわ～～っとするこの体感覚を

ぜひ、アタマが疲れがちな方にこそ

体験してもらいたいです。

秋分の日は

昼と夜の長さがちょうど同じ。

陰と陽のバランスが取れている日だと言われています。

このスペシャルなタイミングに

この贅沢な時間を取ってあげる。

うん、すごくいいですね～

SingingBowl

AO japan